[tasting note] 嫌気性発酵由来の醗酵感のあるフルーティーさがワインやブランデーを思わせる風味を伴って複雑に感じられるコーヒー。熟したフルーツのような甘い味わいが後味まで長く続きます。 Grape, melon soda, violet flora, winey, lingerling [about] ベンティネンカ村の450~500軒の農家はそのほとんどが1ha~2haの土地を所有 し、急斜面に植えられたコーヒーをハンドピックで収穫しています。この地域 のドライングステーションではアナエロビックナチュラルとともに通常のナチュラルも生産しています。 　このロットの生産者は特にアナエロビックナチュラルのプロセスに関して研究 熱心なこともあり、クオリティ向上の為に通常以上の時間をかけてゆっくりと 工程を重ねています。 チェリーは収穫/選別後、嫌気性発酵を行う為に加圧された無酸素タンクへ移さ れます。このステップでは温度、糖度、圧力をコントロールしながらベストな フレーバーの生成を目指しています。倉庫内にて室温で管理しつつ、10~12日 間かけて発酵を行います。その後、チェリーをタンクから取り出し、完全に発 酵を終わらせる為に日陰でゆっくりと約20日間かけて一次乾燥させます。更に 日陰にて乾燥を続け、水分値30%まで下がったらアフリカンベッドへ移し、約 14日間かけて水分値11%まで乾燥させています。 生産国　エチオピア 地域　グジゾーン、ハンベラディストリクト、ベンチネンカ 生産者　ベンチネンカ周辺の小規模生産者 品種　在来品種 標高　1,950~2,300m 精製　アナエロビックナチュラル